<辞典項目執筆(すべて署名入り)>
(1)昭和44年11月    『重要古語小辞典』(明治書院)
市古貞次、三木紀人、吉田熈生著。山口仲美を含めて五人で分担執筆。古語における重要語について、語義・用法を解説した小辞典。
山口仲美は、「あひだ」「いかに」「く」「こそ」「ぞ」「なむ」「なり」「ばかり」「べし」「べらなり」「ほど」「まま」「めり」「や」「ゆ」「らし」「る」「らる」について解説をした。
(2)昭和52年11月    『国語学研究事典』(明治書院)
佐藤喜代治編、山口仲美を含め131人の分担執筆。
山口仲美は、「擬音語」「擬態語」の解説をした。
(3)昭和56年12月    『日本文法事典』 (有精堂)
北原保雄他四名編。山口仲美を含め27人の分担執筆。全体が、十四章から構成されるが、山口仲美は、「第十章修辞法」を担当。そこでは、「修辞法」「比喩」「枕詞」「序詞」「掛詞」「縁語」について、解説した。
(4)昭和57年 2月    『源氏物語必携U』(学燈社)
秋山虔編。山口仲美を含め65人の分担執筆。山口仲美は、「鍵語」の解説をした。
(5)昭和59年11月    『日本大百科全書』(小学館)
山口仲美は、「忌み言葉」「雅語」「慣用句」「擬声語・擬態語」「語感」「修辞学」「反語」「比喩」について、解説を行なった。
(6)平成 1年 5月    『源氏物語事典』(別冊国文学36号、学燈社)
秋山虔編。山口仲美は、「擬声語」の解説をした。
(7)平成 1年 5月〜12月   『大歳時記』巻一〜巻四(集英社)
山本健吉監修。大岡信・尾形仂・久保田淳・目崎徳衛編。
山口仲美は、「喜び」「悲しみ」「怒り」について、解説をした。
(8)平成 6年 6月    『日本現代文学大事典・作品編』(明治書院)
三好行雄・竹盛天雄・吉田熈生・浅井清編著。
山口仲美は、『日本文語文典』『舞楽図説』『言海』『清国地誌』『国語の力』『文体論の美学的基礎づけ』『日本事物誌』『和英語林集成』の項目の解説をした。
(9)平成 6年 6月    『日本現代文学大事典・人名・事項編』(明治書院)
三好行雄・竹盛天雄・吉田熈生・浅井清編著。
山口仲美は、「アストン」「大槻如電」「大槻文彦」「垣内松三」「岸田吟香」「小林英夫」「チェンバレン」「ヘボン」の項目の解説をした。
(10)平成10年 6月    『日本古典文学大事典』(明治書院)
大曽根章介他八人編。
山口仲美は、「文体」『国文世々乃跡』の項目の解説をした。
(11)平成12年 3月    『王朝語辞典』(東京大学出版会)
秋山虔編。
山口仲美は、「愛」「あいなし」「あふ(会ふ・合ふ・逢ふ)」「うつくし(愛し・美し)」「かなし(愛し・悲し)」「かよふ(通ふ)」「らうたし」「わろし(悪し)」の解説をした。
(12)平成12年 4月    『新日本大歳時記・夏巻』(講談社)
飯田龍太・稲畑汀子・金子兜太・沢木欣一監修。
山口仲美は、コラム「ホトトギスの鳴き声と民話」という欄を執筆した。
(13)平成14年11月   『日本語あれこれ事典』(明治書院)
山口仲美は、「鶯の『ホーホケキョー』の声は『法法華経』の意味ってほんと?」の項目を執筆した。
(14)平成15年 9月   『くらしのことば 擬音・擬態語辞典』(講談社)
編者 山口仲美
山口仲美は、44項目執筆。コラム全てを執筆。
(15)平成18年 1月   『東書最新 全訳古語辞典』東京書籍
山口仲美は、巻末付録のコラム「古典の中の擬音語・擬態語」執筆。